訳注: この文書はSuperseded Recommendationとして廃止された仕様です。この日本語訳は歴史的な意味しか持ちません。WHATWGによる最新のHTML仕様を参照ください。

WHATWG HTML日本語訳も参照することができます。

4 HTMLの要素

4.1 ルート要素

4.1.1 html要素

カテゴリ
なし。
この要素を使用できるコンテキスト
文書のルート要素として。
複合文書で、サブ文書断片が許可される場所ならどこでも。
コンテンツモデル
head要素の後に続いてbody要素。
コンテンツ属性
グローバル属性
manifestアプリケーションキャッシュマニフェスト
text/htmlにおけるタグ省略
html要素内の最初の文がコメントでない場合、html要素の開始タグは省略できる。
html要素の直後がコメントでない場合、html要素の終了タグは省略できる。
許可されるARIAロール属性値:
なし
許可されるARIAステートおよびプロパティー
グローバルaria-* 属性
DOMインターフェース
interface HTMLHtmlElement : HTMLElement {};

html要素は、HTML文書のルートを表す

著者は、文書の言語を与えるために、ルートのhtml要素にlang属性を指定することが推奨される。これは、音声合成ツールにどの発音を使用するかを決定する、翻訳ツールを使用するための規則を決定する、などの手助けを行う。

存在するならば、manifestマニフェスト属性は、文書のアプリケーションキャッシュマニフェストのアドレスを与える。属性が存在する場合、属性値は、潜在的にスペースで囲まれた妥当な空でないURLでなければならない。

manifest属性は、文書の読み込みの初期段階でのみ効果を持つ。よって、動的に属性を変更すると、効果がない(したがって、いずれのDOM APIも、この属性に提供されない)。

アプリケーションキャッシュの選択の目的に対して、それらの要素が見られる前に属性が処理されるように、base要素は、manifest属性で相対URLの解決に影響を後で与えることができない。

window.applicationCacheIDL属性は、オフラインのアプリケーションキャッシュ機構へのスクリプトアクセスを提供する。

次の例において、html要素は、文書言語が英語であることを宣言する。

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<title>Swapping Songs</title>
</head>
<body>
<h1>Swapping Songs</h1>
<p>Tonight I swapped some of the songs I wrote with some friends, who
gave me some of the songs they wrote. I love sharing my music.</p>
</body>
</html>