1. 8.4 動的マークアップの挿入
      1. 8.4.1 入力ストリームを開く
      2. 8.4.2 入力ストリームを閉じる
      3. 8.4.3 document.write()
      4. 8.4.4 document.writeln()
    2. 8.5 DOM解析

8.4 動的マークアップの挿入

マークアップを文書に動的に挿入するためのAPIはパーサーと相互作用するため、その動作は、HTML文書(およびHTMLパーサー)かXML文書(およびXMLパーサー)かのどちらで使用されるかによって異なる。

8.4.1 入力ストリームを開く

document = document.open()

前のオブジェクトを再利用する場合を除き、あたかもそれが新しいDocumentオブジェクトであるかのように、Documentに正しい場所で置換され、その後返される。

結果として得られるDocumentはHTMLパーサーが関連付けられており、 document.write()を使用して解析するデータを与えることができる。

Documentがまだ解析されている場合、メソッドは効果がない。

DocumentXML文書である場合、"InvalidStateError" DOMExceptionを投げる。

パーサーがカスタム要素コンストラクターを現在実行している場合、"InvalidStateError" DOMExceptionを投げる。

window = document.open(url, name, features)

window.open()メソッドのように動作する。

8.4.2 入力ストリームを閉じる

document.close()

document.open()メソッドによって開かれた入力ストリームを閉じる。

DocumentXML文書である場合、"InvalidStateError" DOMExceptionを投げる。

パーサーがカスタム要素コンストラクターを現在実行している場合、"InvalidStateError" DOMExceptionを投げる。

8.4.3 document.write()

document.write(...text)

一般に、与えられた文字列をDocumentの入力ストリームに加える。

このメソッドは非常に特異な振る舞いを持つ。一部の場合において、このメソッドは、パーサーが実行されている間、HTMLパーサーの状態に影響を与えることができる。その結果、文書のソースに対応しないDOMをもたらす(たとえば、記述された文字列が、文字列"<plaintext>"または"<!--"である場合)。他の例では、あたかもdocument.open()が呼び出されていたかのように、呼び出しが最初に現在のページをクリアできる。さらに多くの例では、メソッドは単に無視されるか、または例外を投げる。ユーザーエージェントは、このメソッドを介して挿入されたscript要素の実行を回避することを明示的に許可される。さらに悪いことに、このメソッドの正確な動作は、場合によってはネットワーク遅延に依存する可能性があり、これはデバッグが非常に困難な障害につながる可能性がある。これらすべての理由から、このメソッドの使用は強く勧めない。

XML文書で呼び出されるとき、"InvalidStateError" DOMExceptionを投げる。

パーサーがカスタム要素コンストラクターを現在実行している場合、"InvalidStateError" DOMExceptionを投げる。

8.4.4 document.writeln()

document.writeln(...text)

改行文字の後に、与えられた文字列をDocumentの入力ストリームに加える。必要ならば、open()メソッドを暗黙のうちに最初に呼び出す。

XML文書で呼び出されるとき、"InvalidStateError" DOMExceptionを投げる。

パーサーがカスタム要素コンストラクターを現在実行している場合、"InvalidStateError" DOMExceptionを投げる。

8.5 DOM解析

DOMParser

Support in all current engines.

Firefox1+Safari1.3+Chrome1+
Opera8+Edge79+
Edge (Legacy)12+Internet Explorer9+
Firefox Android4+Safari iOS1+Chrome Android18+WebView Android1+Samsung Internet1.0+Opera Android10.1+

DOMParser インターフェイスは、HTMLまたはXMLのいずれかとして、文字列を解析することで新しいDocumentオブジェクトを作成することを可能にする。

parser = new DOMParser()

新しいDOMParserオブジェクトを構築する。

document = parser.parseFromString(string, type)

typeに応じて、HTMLまたはXMLパーサーのいずれかを使用して文字列を解析し、結果のDocumentを返す。typeは、"text/html"(HTMLパーサーを呼び出す)、または"text/xml"、"application/xml"、"application/xhtml+xml"、もしくは"image/svg+xml"( XMLパーサーを呼び出す)。

XMLパーサーの場合、文字列を解析できない場合、返されるDocumentは、結果のエラーを説明する要素が含まれる。

script 要素は解析中に評価されず、結果の文書のエンコーディングは常にUTF-8となることに注意する。

typeに上記以外の値を指定すると、TypeError例外が投げられる。

構築してからparseFromString()メソッドを呼び出す必要があるクラスとしてのDOMParserの設計は、不幸な歴史的成果物である。もし今日にこの機能を設計していたとしたら、それはスタンドアロン機能になっただろう。